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補聴器をつける習慣を身につけるまで

難聴の診断をされた後、程度に差はあれど、最初は補聴器を付けるところから始まります。
補聴器を付ける、人工内耳にするのいずれにしろ、耳に機器を装着することに慣れるという点では同じだからです。
うちの長男は最初の耳型を取ったのが1歳くらい、その後1歳半で再度耳型を取りました。
子供は補聴器を当然嫌がります。私は子供の補聴器を付けてみましたが、思ったよりも耳の奥深くまで侵入してきます。そして当然、音は爆音です。

子供が嫌がること、付けてもすぐに取ってしまうのを継続して装着するのは親の根気が必要です。
私の長男は、今では嫌がる(取ってしまう)まで2時間や3時間は付けていられるようになりました。それでも、最初は全然付けていられず、嫁は装着するのを一時あきらめた程です。
それでも、各先生の助言やお叱りを受けて根気強く続けた結果、今の状態ができました。本当に最初は苦労します。仕方ありません。
辛い時は、各先生や聞こえの教室、誰でも良いから話したほうが良いと思います。自分を追い詰めちゃうので、嫁は少しその感じでした。

先生から言われるのは大きく2点。
・根気強く補聴器を装着してくれ。(先生方は補聴器を付けた時の反応を見たいから)
・外に散歩する時に装着してくれ。(こっちが大事)

大事なのは後者の方です。要するに、ルーティン化することが子供にとっても、親にとっても大事、という事です。
例えば外に散歩に出る時は、靴下履いて、靴履いて外でますが、その中に「補聴器を付ける」を毎回取り込むのです。
補聴器に慣れるには長い時間付けているのが良いですが、興味がある他の事があるために補聴器を意識させない点も大事です。
長男はねこじゃらしがお気に入りなので、散歩に出る時に補聴器を付ければ、ねこじゃらしで遊ぶことで長時間装着が可能でした。
外に出ること以外でも、お絵描きでもブロックでもテレビでもいいのですが、要はお気に入りの遊びに取り込む事がポイントでした。

ルーティン化は親にとっても大事というのは、やっぱりサボろうと思うと、付けるのサボっちゃうんです。
特に長男は重度の難聴なので、補聴器を付けたところで反応に変化があるわけではありません。
効果が見えないと、続けるのは辛いです。なので、子供のお気に入りの作業前のルーティンに入れる事で、「せめてこの時は付けよう」という気になります。
そのルーティンが身に付けば、次は食事の時に付ける、とかバリエーションを増やせます。

結局書いてみて、「根気強くやるしかない」という結論になってしまいますが、全くその通りです。
あと実感としては「期待しない」心持ちも大事かもしれません。
少しでも反応が出るんじゃないかと期待して頑張ると、反応が無かった時の反動が大きくなります。
まずは機械に慣れるところから、です。

それでも、最近行った屋内のガラピコの公演で、大きな低音に反応したような時は、嬉しくなっちゃいましたがね。